情報の捉え方について
みなさん、何かの「情報」に触れるとき、例えば「これは健康によい」と聞いたが、あっちの健康法では「それは悪い」と言っているとか、
「あのお医者の先生はこう言った」「こっちの先生は正反対のことを言っているけど、どっちが正しいの?」とか、そういうところで困ったことのある方も、多いのでないでしょうか??
これは、【単純な正しい・間違いの2つのみ】で考えてしまう癖がついていているからではないかと、最近思います。
その情報の中で、「正60%・誤40%みたいな比率」とか、
「正があれば、必ず負も生じている」
「メリットもあればデメリットもある」
ということを前提にしておくと、情報に対する見方が変わり、振り回されにくくなるのではないでしょうか。
当たり前かもしれませんが、「100%正しい」というのはないんじゃないか、稀なんじゃないか、と思います。
そして、数ある情報の中で、信憑性・誠実度の高い情報や発信者もあるわけです。
そいういう情報に、アンテナを張って吟味して採用していけば良いのではないでしょうか。
テレビで言っていたから、正しい
あの人の言うことは全て正しい
大企業のCMだから正しい、というのは、ちょっと危ないと思います。
どんなに偉い先生も、人間ですから、間違いもあります。
ちょっとこわいのは、最初は偉かった先生も、だんだん間違いが多くなることだって、考えられないことではないのです。
先生一生ついていきます!の方が自分で考える必要がないので楽ではあるのですが、変なブームや集団に巻き込まれてしまうデメリットもあるのではないでしょうか。
本当は情報を発信する側が、一番、そのことの責任を感じているべきだと思います。
そうしないと、先生・先生!なんて言われるから、正解かどうかも良くわかっていないことを、きっぱり言い切って ネットなどで拡散させてしまうことになりかねません。
僕も、反省は多々あります。
発信側の責任として、誠実・公正な情報を発信していきたいと思っています。