台風、天気の悪い低気圧のときに起こる不調、気象病・天気痛について

天気が悪いとき、低気圧・台風のときに起こる不調

2019年9月・10月は、大型の台風15号・19号の日本列島への上陸がありました。

台風通過や雨で天気の悪いとき、頭痛や吐き気、耳鳴り、めまい、下痢や腹痛、だるさ、眠気、食欲低下、息苦しさ、むくみ、歯痛、関節痛、うつなど、心身の調子が悪くなる方がいらっしゃいます。

天気で調子が悪くなることを、気象病(きしょうびょう)とか、痛みを伴う場合、天気痛(てんきつう)と呼ぶのですが、これをオカルトとか思い込みとして退けてしまう人もいるそうです。

が、天気の悪い日・低気圧の日に体調が悪くなる方は多いです。医学的にも研究されていて決して不思議な現象でもありません。

今回の台風は、関東・東海地方からの上陸でしたが、九州や四国などでも体調不良を訴える方がいらっしゃいました。

かくいう自分も、今回の規模の大きな台風19号では、上陸の前の日から身体が影響受けている感じがあり、今までにない感覚でした。

気象病の原因とは?

気圧変化で起こる不調は多い

この気象病、原因がよくわからないという方や、自律神経が乱れるから?と考える方も多いようです。

自律神経の乱れはあると思いますが、個人的には「気圧」が変化することで、体内の空気圧が影響を受け、血圧などが下がり、血流が悪くなるなどして不調になるのではと考えています。

気圧変化による不調は珍しくありません。例えば、登山や飛行機で、気圧の低い上空・高山に行って、耳が詰まったり頭痛や関節痛が出ることがあります。

またスキューバダイビングで水圧の高い深海から、気圧の低い海面に急上昇したり、潜った後、時間をおかずに飛行機にのると、血液に溶けていた窒素(ちっそ)が気泡となって悪影響となる「潜水病」「減圧症」という不調もあります。

台風による気圧変化では、減圧症までは起こらないと思いますが、身体は気圧の急な変化に影響を受けやすく、不調が起こることは珍しくないのです。

低気圧の時、袋がパンパンに膨らむ現象

気圧というのは、空気の重さによって物体にかかる力のことです。

一般に天気が悪いとき低気圧、天気が良いときは高気圧となります。

台風も強い低気圧で、中心気圧(単位・ヘクトパスカル hPa)が低ければ低いほど、空気や水が上昇して雲となり、強い台風になりやすいそうです。

今回の台風で気づいた方もいらっしゃったかと思いますが、カップラーメンやお菓子の袋がパンパンに膨らむことがありました。

これは袋やパックの内部の空気圧より、外側の空気圧が低くなるため、内から外への圧力が勝り、膨らむのだそうです。

高い山の上でも同じ現象が起こります。これは高いところの方が空気が少なく、かかる空気の重さが軽いので気圧が低くなるからです。

これに近い現象が身体の内部でも起きていると考えられます。

気圧差で空気が膨らむ現象は身体の内部でも

例えば、関節や歯や耳、お腹が痛くなる方は、体内の空気が外に膨らみ、内部から圧迫してしまい、関節痛や歯痛、腹痛、耳の痛みや耳鳴りが出ると考えられます。

耳の内部が影響を受け平衡感覚に関係する三半規管や、脳圧などが影響を受ければ、めまいや吐き気が出ることもあると思います。

また血管も圧がゆるんでしまうと膨張します。結果、血液を押し出す圧も弱まり(低血圧)血流が悪くなります。

そうなると細胞間の水分の受け渡しの力も弱くなり、水分がたまり、むくみやだるさが出ることも考えられます。

ただ気圧の強い弱いで言うと、台風より飛行機内や登山中のほうが気圧は低いようですが、台風の場合、広く長時間、影響を受けることと、大きな風の回転や上昇作用・乱気流による波・圧のようなものの影響もあるのではとみています。

気象病・天気痛、対処法は?

低気圧の影響を受けやすい人は、普段も低血圧で、車酔いなどしやすいという方が多いのではと思います。

こういった環境による不調の解決法や対処法は、完全なものはないかもしれません。

できることとしては、前日・前々日くらいから早めに寝る・色んな食材で栄養をとるなどして体調を整えること。

下半身のだるさや血流の悪さが先に出ることが多いと思うので、足裏やふくらはぎを自分で軽くさすったりマッサージしたり、足湯や湯たんぽ、カイロや、蒸しタオルなどで、足やお腹や首回り、関節など温めてもいいかもしれません。

ただ人によっては、気圧の変化に対応しようと自律神経が活発に働き、逆に高血圧気味となり、どくどく激しい血流で頭痛が出るケースもあるかもしれません。その場合は、あまり血流改善などは行わない方が良いかもしれません。

いずれにしても、あまり活動的にならず、無理をしない・休んでいる方が良いと思います。

他には血流の悪さから、水分の代謝・出し入れが悪くなることがあり、水をこまめに補給して尿として出していった方が良いこともあると思います。

気象病、低気圧時の不調は、遠隔気功でのケアも行っていますので、何かあればご相談ください。

樹りん気功Twitter