現代的な栄養失調が、うつ・不安・パニックを強めることも

私たちは、外食やコンビニ食、レトルトやインスタントでお腹を膨らますことに慣れてしまっていて、実は相当数の方が慢性的な栄養失調にあると僕はみています。

 

特に、野菜不足によるビタミン類・食物繊維・ミネラルの不足です。

 

外食やコンビニ食は、ごはんや、めん類による炭水化物(糖質)か、肉類のおかずから摂れる、タンパク質や脂質ばかりということになってしまいます。

 

そういった食事でもお腹は満足しますが、圧倒的に野菜が足りず、必要不可欠なビタミンやミネラルが摂れていないのです。

 

ビタミンやミネラルというのは、直接のエネルギーにはならないのですが、身体の機能の維持や成長などに絶対に必要な重要な栄養素なのです。

 

患者さんをみていても、うつの不安や、パニック動悸なども栄養失調から強めてしまっている反応を示すケースは多々みてきました。

 

栄養失調で心の問題が起こるとは突拍子もない考えでしょうか。

 

うつやパニックの直接の原因ではないのですが、食習慣が悪い方で精神的な不安が強くなっている方は多いです。

 

これは考えてみれば、身体の維持に必要な栄養素が不足しているのですから、無意識に不安になるのは当然なのですね。

 

直接のエネルギーである糖質が不足すれば、低血糖としてかなり気分が悪くなる方もいます。

 

必要ビタミンやミネラルの不足で、そういった不安が起こるのも、それほど不思議な話ではないわけです。

 

また、身体に気のエネルギーを配る経絡(けいらく)・生命体と呼ばれる部分も、野菜類を摂らないと、思いっきり機能がダウンすることもわかっています。

 

以前いらしていた患者さんで、1~2日に1食・牛丼という方がいらっしゃったのですが、生命力が3%しかなく、動悸やパニック、普通の方なら全く問題に感じないレベルの電磁波への抵抗が、全くないという方がいらっしゃいました。

 

治療しても治療しても、その場では楽になるものの、生命力の材料がないため、イタチごっこにしかならなかったという記憶があります。

 

それを考えると、いかに毎日の食べ物が大事かという事です。

 

特におすすめしたいのは、カボチャ・にんじん・ブロッコリー・小松菜などの葉物の「緑黄色野菜」を、毎日の食生活で意識して食べるようにして頂けると宜しいかと思います。

 

レトルトやインスタント主体の方も、付け合せでドレッシングをかけた温野菜などを食べるだけでもずいぶん摂取できる栄養は違うと思います。

 

調理が苦手という方は、最近は冷凍の物で、あらかじめカットされて良い物もあります。   カボチャやブロッコリー、ミックス野菜等、煮るか蒸すかで食べられますから、便利です。   単身者の方は、経済的にも良いかもしれません。

 

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