身体の働きを悪くする「冷え」

冷えは上半身・下半身の体温差が開き、気と血流が滞った状態

人のからだは、上半身と下半身で体温に大きな開きがあります。

上半身の体温は、だいたい37度前後ありますが、下半身、特に足先になると31度前後しかない方もいらっしゃいます。

血液の流れも気の流れも、上と下で温度差が開くと流れが滞り、身体の働きに悪影響が出てきます。

そのような状態を「冷え」と言います。ただ単に「冷たくなっている」だけではないのですね。

「冷え」=血行が悪くなっている

「冷えの状態」は足元で「血液」を冷やしています。

そうすると血行が悪くなり、老廃物が流れにくくなり、病気の毒素、疲労が身体に残りやすくなります。

また血行が悪くなれば「酸素・栄養・体温」と、身体の健康に必要なものが全身に行き届きにくくもなります。

血行が悪くなりますと、指先や内臓に暖かい血液が届きにくくなるため、冷たく感じられることも。そこまでいくと「冷え症」です。

冷えをとると、身体の働きが良くなる

逆に足の「冷え」をとる生活を取り入れれば「血」や「気」の流れも良くなって、からだの機能はぐっとアップします。

血は温かなまま全身を巡るので内臓も温まり、その働きは活発になります。

気も血液も、流れが良くなることで病気の元となる毒素・老廃物を、からだの外に出してくれ、からだ本来の機能に近づきやすくなるのです。

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