のどの荒れ・痛みに水うがいのすすめ

のどの汚れ・にゅるにゅるを洗いながす「水うがい」

風邪などでのどが荒れているとき、痰を出すのが苦手な方など、シンプルですが水うがいがおすすめです。

「うがい」というと、風邪の予防でやるものだったり・うがい薬を使って消毒するというイメージが強いかもしれませんが、ここでは水やぬるま湯で「のどを洗う目的」「のどにたまった汚れ・老廃物を出す目的」で行います。

やってみると、のどの「にゅるっとしたもの」が出ると思います。のどが荒れているとき、このにゅるっとした粘液にも汚れや老廃物が混ざります。

うがいでは、のどの奥の奥・気管や肺までは洗うことはできませんが、一回うがいでのどを洗い流せば、しばらくすれば、またにゅるっとした粘液が、汚れとともに浮かび上がってくるのでそれを水で洗い流す、ということの繰り返しになります。

水うがいの回数・頻度は?

一度に何回も何回もうがいする必要はありません。

一度のうがいで、軽く1~2回ほど、がらがら~っとやって吐き出すだけで充分だと思います。

その代わり1日に何度かに分けて行います。朝・顔を洗う時、外出から帰ってきたとき、気が付いたとき、などなど。

そのように水でうがいをして時々のどを洗ってあげると、にゅるにゅると一緒に汚れや老廃物が排出され、のどが荒れて痛いときの治りを早めてくれると思います。

うがい薬・薬品を使った方が効果的か?

うがい薬を使ったほうがより効果的では?と思うかもしれません。

インフルエンザウイルスや、風邪の原因ウイルスなどが増えているときには、そのほうが良いかもしれませんが、個人的に、痛いほどのどが荒れて炎症起こしているときは、薬品がかえってのどを荒らしてしまうことがあったので、水うがいを見直すことになりました。

これは僕ののどの弱さによるものかもしれませんが。

普通の水やお湯のほうが、のどに負担がなく、また何も溶けてない水・お湯のほうが、のどに付着している汚れを痰と一緒に洗い流しやすいと考えているわけです。

蛇口をひねれば、洗面所で手軽にできることもメリットです。

冬の風邪が流行る時期だけでなく、夏の時期の空気の汚染・光化学スモッグ発生時や、空調で喉を痛めやすい方に、洗って汚れを洗い流す「水うがい」のすすめでした。

樹りん気功Twitter