危険な子宮系スピリチュアルグッズに注意
女性器にスピリチュアルグッズを入れる狂気
患者さんから聞いて、ひっくり返ったスピリチュアル・グッズの話…。
いくらなんでも酷い!危険!と思ったのは、女性器に「金属や鉱物のアクセサリー」「パワーストーン」を入れる、という代物です…。
それによって女性性のパワーを得てうんぬん・かんぬんという物らしいのです。
子宮系グッズ・なぜ危険か
腐食しやすい金属を人体に入れる危険
何が危険かと言うと、まず材質に腐食しやすい「銀」を使っている事。
それを粘膜であり、人体でも特にデリケートな部分に入れるというのです。
もしそこで炎症を起こしたり、金属が変質して粘膜から身体に入ったり、取れなくなってしまえば大変危険です。
金属というのは栄養素として身体に必要な物もありますが、人体に入ると危険があったり、重たいアレルギー反応を起こしやすいものが多いです。
公害病の多くがそういった「金属の毒」が原因ですし(有機水銀・カドミニウム・銅・クロムなど)
最近では予防接種に添加される水銀やアルミニウムの毒が重たい害反応の原因ではないか?という話もあります。
きちんと滅菌されてるわけがない
もう一つは、きちんと「滅菌」されたものなのか?という疑問。
例えば鍼灸で使う「ハリ」も、薬品で「完全滅菌」してそれを一本一本個別包装し、使い捨てるわけです。注射の針も同じです。
これは感染症などを避けるためで法律でも厳しく定められてますから、医師も看護師も鍼灸師もそういった「医療器具」の扱いには充分気を付けます。というか当り前・常識です。
だというのに衛生的に不確かな物を人体に入れるのですから、少しでも医療の知識のある方であれば、ぞっとする話・あり得ない話なんです。
そしておそらくそういった処理も行われていないでしょう…。
どんなに悪くなっても好転反応でごまかされる
このグッズ、被害報告やトラブルも多いようなのですが、どんなに人体に悪影響が出ても「悪い物が出た!」とか「良くなる反応です!」「健康になったから反応が強いんです!」
・・・などと言って片づけるのが、この手のグッズやいんちき健康品や詐欺ヒーリング業界の手法なので充分に注意してください。
「おかしい」と感じる感性・判断力を持っていたい
まあ、ごちゃごちゃ書きましたが、普通の感覚の持ち主なら「痛そう」「あやしい」で終わりです。
男性の僕ですらそういう感覚なのに、どうして同じ女性がわかってあげられないのでしょうか。
おかしいと感じる感覚・判断力を持ちたいところです。
グッズで気やエネルギーの浄化は無理
なお、エネルギー療法家の観点から言わせて貰いますと、そもそもグッズで「浄化」とか「パワー得て」というのはまずあり得ません。浄化にしても、そんな生易しい物ではないです。
ですからその手のグッズで浄化される!と信じている方がいたら、宣伝に乗せられて「思い込まされてないか?」「高額グッズを売り込まされただけではないのか?」(それを世間では洗脳と言います)
と、一度冷静になり、その手の「スピリチュアル・ビジネス」から離れ、目を覚ましてください。