エアコンのカビが喉の痛み・夏風邪・気管支炎・喘息の原因に 。カビ対策を!
梅雨時のカビ増殖が不調の原因に
2019年の梅雨はずっと雨続きで日が出ない日が続きました。7月も後半に入ってそろそろ梅雨あけでしょうが、ずっと日が出ていなくて疲れている方も多いと思います。
さて、この前のブログはダニの増殖への注意と対策でしたが、今回のブログのテーマは室内の「カビ」増殖注意と対策です。
参考 アトピー性皮膚炎・気管支喘息等アレルギー疾患に 布団のダニ対策を
この時期、酷い気管支炎や、喘息、風邪のような症状の方が増えますが、気の情報から原因探ると室内の「カビ」の反応が出ることがあります。
カビはどこにでも飛んでいますが、この時期は特に増殖注意です。雨続きで湿気が室内にこもってくると、室内にカビや胞子(種)が増えやすくなるからです。
カビもダニと同じくハウスダストに含まれます。
湿気ならエアコンで除湿をすればいいと思うかもしれません。エアコンの除湿は湿気に有効なのですが、ひとつ問題があって、実はエアコン内でカビが増えてしまうことがあり、そのカビが不調の原因になることがあるのです。
エアコンの掃除やメンテができていないと、エアコン内部でカビが増え、室内にカビに汚染された空気がまかれてしまうのです。
そうなると、のどの痛みや気管支炎・肺炎など、呼吸器に問題が出る「夏風邪」のような症状が出やすくなります。
また、のどや気管支が荒れてしまうと今度はアレルギー性のせきや喘息なども出やすくなり、カビに加え、ダニやホコリによる「二重の不調」になってしまうこともあります。
カビ増殖への対策
カビ対策1、窓を開けて空気の入れ替え
対策は、まず何より窓を開けて空気の入れ替えをすることです。
先ほども書きましたが、エアコンは内部でカビが増えることがありますし、空気清浄効果は完全でなく、エアコンの送る風で室内にカビやホコリがまってしまうこともあります。
従ってここはシンプルに、窓を開けて空気の入れ替えをするのが最も良いとみています。
・窓をあけて、空気を通し、湿気を逃がすこと。
・部屋・家全体を乾かすこと。
・カビの胞子(種)を含んだ悪い空気を外に出すこと。
家の構造によっては、二階が湿気がのぼってじめじめしやすいとか、風が入りにくい部屋とか、北側の部屋が日があたりにくく・乾きにくいなど、部屋によって湿気のたまりやすさに違いがあるかもしれません。
ですので家全体・上から下まで空気を通すか、湿気がたまりやすく、カビっぽい部屋ほど、よく換気すると良いと思います。
特に、長くいる部屋や、長い時間休む寝室などの換気は大切です。
窓を開けるのは、日中働きに出ていたり、小さい子のいる人や夜は安全や防犯のため、なかなか難しいこともあると思いますが、可能な時・少しの時間でも、小まめに窓からの換気をすると良いと思います。
短い時間・5分~10分ほどでも効果はあると思います。
(ただし目の前が大きな道路で排気ガスがすごい場合、そちら側の窓は開けない方がいいかもしれません)
カビ対策2、エアコンの掃除 消毒用アルコールを使う
エアコンを使う方はエアコン内の掃除やメンテナンスは必須です。空調からカビっぽい変なにおいがしていたなら、やっておく必要があります。
まずカバーを外してフィルターの洗浄は第一。
掃除機でホコリを取るか、可能ならお風呂場で洗剤と水で洗って、しっかり乾燥させるのが一番いいと思います。
カビはアルコールに弱いようで、キッチン用などの消毒用アルコール(エタノール)スプレーを、キッチンペーパーなどに吹きかけて、フィルターの奥のギザギザしたところ(フィン)や、送風口などを吹き掃除するのは有効ではと思います。
業者のように洗浄機で奥まで洗ったり、洗剤を使うのは難しいと思うので、軽くふき掃除にとどめるのがいいかと思います。
メンテナンスや掃除の仕方は、取り扱い説明書で確認すると良いと思います。
1つ参考サイト載せておきます。
参考サイト(別サイトに飛びます)
エアコンがカビ臭い!自分で掃除するなら洗剤は?ファンをアルコール除菌してみた!
サイトでは除菌のウェットティッシュなどを使ってますが、それだとアルコール分が弱いので、やはりキッチンペーパーなどにアルコールスプレーを吹きかけて使う方が良いとみてます。
また、専用の洗剤ではなく、スーパーや、ドラッグストアに売っている「消毒用アルコール」で充分です。
注意点は、感電や故障しないよう電源プラグを抜くこと。
アルコールは火気厳禁なので、掃除中・後のしばらくの間、たばこの火など注意すること。
あとフィンという金属部品のギザギザ等で手を切らないよう、ゴム手袋を使ったり、内部のパーツには直接は触れず、参考サイトのように割りばし棒にキッチンペーパーを巻いてふき取るのが良いと思います。
カビ・ホコリ・アルコールを吸い込んでしまわないようマスクを使って、気を付けてください。
なお、普段のエアコン使用後などには「逆風運転」などで内部を乾燥させると、中に湿気がたまらず効果的だそうです。
カビ対策3、湯舟で温まり免疫力を高める
疲労がたまったり、野菜不足でビタミンCなどが不足し、免疫力が下がってくるとカビによる感染症も起こりやすくなります。
疲労・免疫低下対策には、あまり熱すぎないお風呂に、ゆっくりつかって温めてあげること。そうすると疲労も取れやすく免疫機能も上がります。
睡眠を沢山とることや栄養補給、たくさん動いた後などはしっかり休んで身体の回復をまつことも大切です。
ビタミンCは、果物や野菜でとるのが良いですが、手軽にとるとしたら100%のオレンジジュースやリンゴジュースなどでも摂取できると思います。
カビによる不調 気功での施術も行ってます
カビによる感染症・のどの痛みや夏風邪症状へは、遠隔気功での施術も行ってます。
が、まずは換気やエアコンの掃除などをして、湿気、カビの胞子を含んだ悪い空気を入れ替えることが大切です。