身体と心、同時に治療する
実は、最近、心の問題・治療というと、どうしても直接的な「心への治療」とか、もっと心の奥にひそむ問題に意識が向きがちでした。
早く良くなって欲しいあまり、より高度な治療を提供しなければ、という気負いもあります。
しかし、うつ病や、パニック障害など、メンタルの治療でご依頼を受けた方でも、潜在意識への検査をしてみると、意外にも、身体ケアの気功を行うと良い、というケースもあるのです。
今一度、そのことの大切さを実感していました。
改めて考えてみると、心身、両方から治療できるというのは患者さんにとっても有益なことです。
一般的にも心の問題であれば心の専門家を訪ね、メンタルへの専門的な治療を行うと思います。
しかし、人の心と身体って、やっぱりとても複雑、というより、複合的にできているものです。
検査をして細かく分析し、原因を特定することは大切なことなのですが、もっと色々折り重なっている事もあるのです。
「心と身体は分けて考える事はできない」とはよく言われることではありますが、実際、そのことを本当に理解して両方をケアするのは、患者さんも治療家も稀有なことかもしれません。
気功の場合、それが両方できるんだった・・・という今更な気づきです。
先入観をなくして、基礎に返り、患者さんのことを考え、色んな角度からの治療を検討してみる必要があるな、と反省したのでした。
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