お子さんの情緒不安定、落ち着きのなさ、興奮対策に。ゲーム機やテレビの「明るさ」を落としてみては?
テレビやゲーム機からの人工的な光刺激から子供の目や脳を守る
テレビ・ゲーム機の明るさを少し弱める
目に見えるほどの効果はないかもしれないのですが、お子さんのためにちょっとだけやっておいても良いかな…と思うことがあります。
それは、お子さんが見るテレビやゲーム機の「明るさ」を、初期の設定より落として、目や脳への光の刺激を弱めてみることです。
アニメやゲームの人工的な強い光が、子供のてんかん発作を起こした
だいぶ前になりますが、アニメで強い光の演出があったとき、番組を見ていた多くのお子さんが、てんかん発作で運ばれてしまったことがあったと思います。
それ以来、子供むけのアニメ番組の冒頭では「部屋を明るくして、画面から離れてみてね!」といった注意書きがされるようになったり、アニメを作る側も、光を気を付けるようになったと聞きます。
最近はそういった配慮はなされているものの、ゲームやアニメの人工的な色と光を普段からたくさんみていると、光刺激に脳の情報処理が追い付かず、その刺激の興奮から、普段も落ち着きがなくなることもあるとみています。
であれば、最初からテレビやゲーム機の「画面の明るさ」を、少し暗めに設定しておけば、光の刺激がやさしくなり、脳や神経の過剰な興奮や負担がおさえられるのではと思うわけです。
(あまり暗くしすぎると、見えなくて、今度は近くに寄りすぎてしまったり、大人がストレスになるかもしれませんので、注意)
アニメやゲームの色や光で、自律神経失調、おなかを壊していたころ
僕も子供のころから、ゲームやアニメなどの作られた色や光はそれほど得意ではなく、調子が今より悪いころには、そういった画面を見ると車酔いのような状態になったり、頭痛がしたり、お腹を下していたことがありました。
光の刺激で、身体の調節に関わる「自律神経」が乱れ、調子が悪くなっていたのだと思います。
なお、スマホやパソコンも、初期設定の「明るさ」だと、とてもまぶしすぎると感じるので、「明るさ」をかなり落として使っています。
刺激で疲れるな、という方は設定から試してみることをお勧めします。
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