すこしというか、かなりむつかしいケースで、しかし患者さんにとって物凄い危険なことだと思った事例があります。

 

それは「怨(うら)み」。「怨み」って、字もすごいですね…。

 

実際、本当に誰かに酷い目にあっていてそのことを思うと怒りがわく、というのは心にとって自然なことなのですが

 

これがあまりに過剰に膨れて「怨み」にまで発展していたり、

そもそも怨まなくても良い人・むしろ大恩のある人を怨み、それが強く向いてしまうケースを確認しています。

 

誤解を恐れずに書くと、それは症状の一つ、または「怨み」自体がその人の「心身の強い不調の原因」ともととらえています。

 

ですので仕方ない部分もある、と重々承知してはいるのですが、しかしそれをカウセリングのような形でこちらが聞き過ぎてしまうと

 

「怨み」が認められた!とどんどん膨れ上がり、「怨み」が患者さんを支配して、場合によっては取り返しのつかない事になってしまう危険を感じた事があります。

 

そこまで行かなくても、怨み言を延々口にしていた方が、翌日に身体に物凄い痛みの症状が出ているとか、心の苦しさが強くなった症例も確認しています。

 

怨みというのは自分にブーメランで戻るエネルギーとみています。

 

それも最悪な形・最も苦しい形で自分にブーメランしたり、場合によっては自分が最も大事にしたりかわいがっている者に向かってしまったり…。

 

それだけ「怨み」のエネルギーというのは、重くて理不尽で、きっついんです。

 

ですので「怒ること」やちょっとぐらい愚痴を言うのは良いとしても、「怨み」をはらすべく行動にうつしたり、

 

怨み言を毎日誰かに聞かせたりといったことは、やめといた方がいいんですね。

 

今怨みの中にいる方に、それはむつかしことだとは分かっているのですみませんが、しかし、ひとつ「知識」として知っておいてくださればと思います。

 

 

ところで、余談も余談なんですが、人の上に立つような立場の人で、金銭欲や保身や名誉欲のために、詐欺やいんちきで大勢の人の人生・命・家族をめちゃくちゃにするような人。

 

もっといくと、金儲けのために戦争を起こすような政治家や権力を持っている人たち。

 

これ、被害に合った人たちの受けた苦しみや悲しみや怒りや、色々な物が混ざった、超強烈な負のエネルギーを、どこかのタイミングで加害者がモロ受けするとみてます。

 

(命令されてたり、洗脳されてやってしまったという方は話が違ってくると思います)

 

本当に安定した繁栄を望むなら、嘘ではなく、利他と善。人の生活や平和を守るとか、そういう方にいけばよかったんですけどね。

 

反省して償ってゆくならわかりません。

 

でも「そんなのどうでもいい」でそのまま突き進むというのなら、もう、本当に覚悟しておいてください。

 

 


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