治療後どのように過ごしたら良いですか?

早く良くなるために、何か自分にできる事はないですか?

という御質問をいただくので、少し書いてみたいと思います。

 

お願いしたいのは「栄養」と「休養」をとることです。

 

「心の不調」は、栄養状態をよくすれば治る、とまでは言えないのですが、

心の不調を起こしてる方は、慢性的に「低栄養」という方は共通して多いように思えます。

 

栄養が不足するだけで精神的に不安になったり、イライラすることはかなりあるのですね。

 

逆に、栄養状態が良いと安定しやすく回復も早いと思います。

 

ごはんは食べてるといっても、麺やパンやインスタントだけですと、エネルギーになる「糖分」は補給できるのですが、

身体の働きを良くする「ビタミン」や(美容にも良いですよ)

身体の材料になるカルシウムや鉄分などの「ミネラル」は不足してしまうわけです。

 

この時サプリメントを飲んでると言う方もいらっしゃるのですが、栄養素というのは単体で摂ってもあまり持続しないような説もありまして

 

やはり、食事から摂るのが一番ではないかと思います。

 

具体的には、簡単な調理で良いので、付け合せに「色のついた野菜」を少しずつでも食べていくと良いと思います。

 

ほうれん草や小松菜のおひたし・胡麻和えなど、良いのではないでしょうか。

 

葉物野菜はカルシウムや鉄分も多く含みますから、赤ちゃんに母乳をあげている方は、貧血対策にも、赤ちゃんに渡す母乳そのものの「栄養」も良くなると思います。

 

 

 

あとは・・・あまりにも食欲がない、お薬を飲んでいたり、ストレスで胃腸が荒れてしまって、食べられないという方も中にはいらっしゃいます。

 

そういった方はちょっと大変なのですが・・・、その場しのぎで「スポーツ用のゼリー飲料」で、ビタミンの物は、一時的にはありだと思います。

 

ブドウ糖も含まれるので、低血糖でフラフラしてるとか、夏バテや風邪で消耗して料理どころではないという方にも、良いかと思います。

 

ただやはり理想は、野菜やごはん等で栄養を摂る方がはるかに健康に良いのと、

こういった物は糖分が多くずっと常飲しているのもあまり身体に良くないかもしれませんので、

あくまで一時的な補給のためと思ってください。

 

 

あとは「休養」ですが、仕事や家事などは必要最小限にして、ゆったり・ゆっくり休んで欲しいという事でしょうか。

 

自分が落ち着く所、好きな所で時間を過ごすのも良いと思います。

御家族によく話をして、理解を得て、御実家で休まれるのも良いと思います。

 

心身の不調が回復して安定してくるのに、少し期間が必要になってくることもあります。

 

ですので、あせらず・ゆっくりしていただければ、と。

 

あまりストレスになるようなこと、頑張らないとできないようなことは本当に必要最小限で、現状維持を優先、休憩を優先してしまってよいと思います。

 

休むことも、立派ながんばり・努力だと思います。

 

治療に関しては、僕の方でがんばります。

 

ちょっと余談なんですが、ときどき

 

「病気は自分で治すもの」

「自分と向き合わないといけない」

「人生に気付きがないと治らない」

 

といった説明を別の治療家さんから受けて、途方に暮れているという患者さんに出会います。

 

「病気は自分で治す」という事ですが、確かにご自身で治せればそれに越した事はないのですが、それができないから治療家を訪ねてくるわけで・・・。

 

それなら治療家は必要ないのでは??とツッコミいれたくなるのは僕だけでしょうか。

 

また、ただでさえ大変な患者さんに「自分と向き合え」というのは、あまりに酷ではないでしょうか。

 

一般の心理職の方で、そういったことを言う人は絶対にいないと思います。

 

心の不調の患者さんは、自然治癒でどうにかなるとか、お説教でどうにかなるとか、そのレベルではない方も多いです。

 

治療は僕ができる限り頑張りますので

患者さんは栄養と休養をとって、あせらず・待っていてもらえたらと思います。

 

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ にほんブログ村