たくさん飲酒した翌朝、胃腸を休ませる

お酒が好き、でもおなかを壊しやすい、という患者さんにお伝えした内容です。

 

一般論ですが、大事なことだと思うので、こちらでもシェアしたいと思います。  

 

消化と吸収は、口から始まって、食道、胃、小腸、下は大腸まで。

 

消化液に関わる肝臓や胆のう、すい臓と、吸収した栄養素の処理や解毒排出まで含めると、ほとんどの内臓を総動員して行われます。  

 

そのため、毎日・毎食しっかり食べてしまうと、内臓が休まらないことがあるんですね。

 

食べると眠くなるとか、身体が重くなる、口内炎ができる、鼻水やせきが出る、お腹を壊しやすい、泥のような便が出る、疲れやすいなどは、食べすぎで消火器が疲れているサインの場合もあります。 (必ずしもそうでないこともあります)  

 

なのでそういう時や、晩にお酒やご飯をたくさん食べたときは、翌朝の朝食を抜いてしまって、内臓を休めるなどして、その都度調節すると良いと思います。

 

(成長期でない成人であれば、朝ご飯を抜いた1日2食の方が健康に良いという説もあります。)  

 

もうひとつ大事なのは、できれば寝る3時間前までに食事を終えておくと、寝ている間、内臓が休めます。  

 

 

内臓が消化吸収の負担から開放されて、内臓の毒素をデトックスする時間に当てられるからです。  

 

自分の身体の状態に耳を傾けて、時々プチ断食すると良いと思います。  

 

必ず毎食食べなくてはいけないわけではありません。  

 

「しっかり3食食べないと健康に悪い」「朝ごはんをしっかり食べないと健康に悪い」というのが一般常識なのですが、常識は真理ではなく、必ず正しいとも、また全ての人に当てはまるとも限らないのですね。    

 

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