「自分の子育ては間違っているんじゃないでしょうか」

と、おっしゃるお母さんも多いです。患者さんのお話伺ってますと。

 

ところが、どうお話を聞いても、どう潜在意識経由で情報を捉えてみても、物凄っい、頑張ってる方ばかりです。

 

むしろ、そういう風に心配してる方こそ、完璧に近いというか…。

 

そのようにおっしゃられるのも理由があるとも思ってます。

 

そのひとつに、「理想の母親像」が、どうも崇高になり過ぎている点。

 

要するに「良い母親はこうです!」みたいなのが強すぎて(誰が広めてくれちゃってるんでしょうね?)

 

そこから外れてしまう自分を責めてしまう、ということです。

 

何というか、子供が何をしても怒らない・許してしまう・聖母のように慈愛あふれる存在を「理想の母親だ」「そうあるべきだ」と思ってしまってないか、と。

 

 

でも、実際、かーっとなってしまうことは誰でもあるはずですし、誰でも失敗もしますし、また許してばかりもいられない・叱らなくてはいけないという場面も、ありますですよね?

 

例えば、

 

子が、危険な行動をとるとき。

子が、健康を害する行為をするとき。

子が、誰かに迷惑をかけるとき。

子が、人の道を外れた行動をとったとき。

(例えば嘘をついて人をだます、とか目的のためには手段を選ばない、とか)

 

 

そんな時に、何もせずに許してしまうと、大変な怪我や、健康を害してしまう事もあると思いますし、

 

悪事に味をしめてしまうと(ズルの方が楽ですから)、子供が将来、苦労することになるとは思わないでしょうか?

 

ところで子育てに必要な「愛」は、実は1種類じゃないってご存知でしょうか??

 

2種類あって、それは「母性愛」と「父性愛」と言います。

 

受け入れて許すのは「母性愛」といい、「それはダメだ」と厳しく離す(教えさとす)のは「父性愛」と言います。

 

心理カウンセラーの河合隼雄先生によると、日本は文化的に、どうも母性愛の方強く、そっちが「愛」なんだ、という風に思っていることが多いそうです。欧米ではこれが異なります。

 

でも、父性愛も大事な愛で、子育てには必要ということなんですね。

 

この母性愛・父性愛ですが、何も、お母さんが母性担当。

お父さんが父性担当じゃなくてもいいと、僕は観ています。

 

僕は、男性も女性も、父性も母性も、両方持っているのが、これからの時代に合っているのではとみています。

 

まあ、そうはいってもお母さんが母性強し、男性が父性強しの方がバランスがとりやすいのかとも思いますが。

 

というか、日本はお父さんがあまり子育てに参加しないので、お母さんが母性も父性も両方やらなくちゃいけなくて、それがお母さんの子育てをよりいっそう大変になってる側面もあるそうです。

 

ですから、できれば分業制にして、お母さんの負担をお父さんが減らしてあげられるよう。

 

またお母さんも、受け入れる「母性愛」だけで育児しなくてもよいことを、頭のどこかに置いておくと良いのではないでしょうか。

 

 

ただし、「父性愛」はちょっと難しくて、いくら厳しくするのが「愛」だと言っても、

感情的に怒鳴りちらしたり、暴力で殴ったり、というのは違います。まったく。

 

それが、子供のためを思って出た怒りなのか、それとも自分の都合や世間体を押し通すために出た物か、でも違ってくると思います。

 

また、厳しく父性的に接する・離すにしても、どこかで気にかけている・見守っている。

 

それで、何か危険や不都合があったり、相談があれば、許して受け入れ・必要な分は手助けをするといった「母性的な部分」も必ず必要になると思います。

 

そういった意味で、父性・母性、両方あるといいのかなと思ってるんですね。

 

 

でもひょっとしたら、子育ても、最初のうちは母性で育てる機会が多く、

子が成長して知性と理性が育つにつれて、だんだん父性で接する場面が増えてくるのかな、とも思います。

 

最終的に離さないと、子が自立できないかもしれないからです。

 

・・・すいません。余計混乱させてしまいそうですね(^_^;)

 

とにかく、何が言いたかったかというと、決して、聖母のような・母性あふれる母親像だけが、全てじゃないんじゃないか?という事です。

 

って、子供のいない僕が、育児ベテランの皆さんに、偉そうに言える事もないんですが。

 

 

お恥ずかしい。きゃー!

 

 


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